最上川紀行

少し大げさなタイトルですが・・・

山形へ・・・

 平成14年度も押し詰まった三月の連休。今シーズン最後のスノードライブを楽しむべく、みちのくは山形へ
でかけることにした。いつもいつも山形に出かけているような気がするが・・・何はともあれ、いつものように
国道294号線を北へと向かう。期待の四車線化工事も順調なようだ。栃木県に入ってしばらく、うな源の別館に
到着した。

 
いつもの国道294号線を北へ             筑波山を見ながら進む
(圏央道建設予定地の杭が立ってました)


 
3月も下旬になるとすっかり春です。        うな源(別館)に到着

 前に来たときは鮎の塩焼き定食を食べたのだがどうやら季節限定らしいので(もしかして天然ものなのか??)

うなぎの定食を注文する。ここはランチタイムは豚汁とサラダのお替わりが自由なのでたらふくいただく
旅はまだまだこれからなのだ。

 
うなぎ定食                     豚汁、サラダが食べ放題です。
 
 うな源を後にして矢板ICから東北道に乗ってひたすら北を目指す。高速からは雪をかぶった山並みが見える。
東北道を郡山ICで降りて今度は国道49号線を猪苗代方面に向かう。中山峠を越えて日本海側に入るとにわかに
積雪量が増える(といってもかろうじて地面を覆いつくせるくらいでしかないが・・・)やがて猪苗代湖の
青い湖面が見えてきた。上戸トンネルの郡山側出口付近のパーキングに車を止めて五万堂山をバックに写真を一枚。
今日は大変いい天気である。このパーキングは以前、車中泊を試みたことがある、思い出深い場所なのだ。
そのときは月が大変綺麗で、昔、漢文の授業か何かで聞いた。「湖面に映った月に手を差伸べて溺れてしまった
人の話」を思い出しながらビールを飲んだりしてたのだが、若者のデートスポットであるらしく夜が更けるにつれ
車の出入りが多くなり散々な一夜を過ごした場所でもある。

 
東北道を北へ                    猪苗代湖から五万堂山(ごまんどやま)を望む

国道49号線をなおも会津若松方面に向かう。磐梯山も頂上までくっきり。ご機嫌なドライブである。
長浜でしばしカモとたわむれて喜多方を通過。豪雪地帯の大峠を越えるといよいよ山形県である。

 
猪苗代湖の湖岸を走る国道49号            磐梯山(標高1819M)

 
猪苗代湖のカモ?                  ウヨウヨいます

 
猪苗代湖唯一の島、翁島             国道121号線を大峠へ(大峠の雰囲気が良く出た1枚)

 
トンネルと橋で県境を目指します           いよいよ福島ー山形県境の大峠トンネルです

 
3940Mのトンネルを抜けると山形県です      全体的に山形側の方が雪が深いです

 米沢のビジネスホテルにチェックイン後、米沢市郊外にある小野川温泉にある尼湯に向かう。
尼湯の外観はなかなか風情があるが、中は中途半端に近代化されてしまっている。近所の商店で入浴券を200円
で購入する。「はい、おしょうしな」と言われて入浴券を手渡される。どうやら、「ありがとう」という意味らしい
尼湯の源泉の温度は70℃。無人の共同浴場なのでたいていの場合は熱湯風呂になっているようである。
この日も当然熱湯。水を大量に流し込んだのであった。

 
米沢市郊外の小野川温泉(共同浴場)         尼湯という名前がついています。

 
中は半端にモダンです                建物脇に温泉タマゴを作る場所があります

温泉の歴史(サムネイルです。見やすいほうでどうぞ)
※戻るときはブラウザの戻るボタンで!!


次へ