(その4)
月山を越えて
月山を越えて、月山道路東側にある道の駅西川に立ち寄る。こちらは道の駅に隣接したダム湖にある大噴水が
有名な道の駅である。ちようど大噴水の放水時間となり派手な水柱があがっていた。
じょろじょろと放水(これでもかなりの高さです) 出力全開!! 高さ100mくらいまであがるようです。
名物月山ソフト。ラ・フランス味が美味です。 道の駅で栃の木の苗を購入
国道112号線沿いの水沢温泉館でひとっぷろ・・
山寺参り
西川ICから山形道に乗り、一気に山寺を目指す。高速道路乗り放題なのでこういう強引なスケジュールも
可能なのだ。あっと言う間に山寺に到着。有名観光地だけに駐車場選びには苦労する。もちろん有料だ。
まずは麓から・・・200円を払えば本堂の奥にも入ることが出来のだ。ロマンチストの私は
「1200年不滅の法灯」を是非見たくなってしまい。誰も進もうとしない本堂の奥へと足を踏み入れた。
薄暗い本堂の奥で小さな炎がゆらゆらと揺れている。あたりは暗く静まりかえり外の喧騒が嘘のようだ。
本堂? この奥に「不滅の法灯」が・・・
これが1200年燃え続ける「不滅の法灯」 芭蕉が「静けさや〜」の句を読んだ「せみ塚」
ここからは上り坂。急な石段が延々と続く。途中、せみ塚をはじめとする名所をいくつかめぐり、
大汗をかきながら登っていく、途中で同行者はダウン。山頂?へは単独のアタックとなった。
いかにも山寺な一枚 修行の岩場
山の上の奥の院??! こんな感じです
下界に戻り、麓の饅頭屋のお座敷で休憩する。窓の外には川が流れ、座敷には囲炉裏が切られている。
ポットのお湯は非常に熱く、秀吉と三成の出会いのエピソード※を連想させて感慨深いひと時をすごすことができた。
※秀吉と三成の出会いのエピソード
鷹狩の帰りのどが渇いた秀吉が寺に寄って茶を所望した。その際、小僧をしていた三成が1杯目は大きい茶碗で
ぬるめの茶を、2杯目は中くらいの茶碗でやや熱めの茶を、3杯目は小さい茶碗に熱めの茶を入れて出し、
その才気に驚いた秀吉が三成を早速登用したというエピソード。
麓に戻って饅頭屋で休憩 宮城県側に抜けると、どんよりと曇り空
山寺からは再び山形道で福島方面へと向かう。山形ー宮城県境の関山トンネルを抜けるとそれまで晴れていた空が
どんよりとした曇り空に変わる。今夜の宿は道の駅土湯の予定である。土湯峠の高所にあり、福島盆地の夜景が
綺麗であろう??この道の駅には前々から泊まりたいと思っていたのだ。普段の夜は走り屋が多くてうるさくて
眠れないらしいが今日は雨である。きっと静かに違いない・・・土湯温泉でまたもやひとっぷろ浴びて
道の駅土湯に到着。ようやくのんびりできると思った矢先。同行者のNGが・・・トイレが汚いそうです。
そんなこんなで50km先の道の駅「裏磐梯」目指して再び走り出すのであった。
道の駅「土湯」にて 土湯トンネルを駆け抜けます。
道の駅 裏磐梯に到着(今度は合格) 今日もお疲れ様でした・・・