その2
奥只見樹海ラインも中盤に入ってまいりました。県境を越えて新潟県に入るとしばらくは直線的な道が続きます。
ところどころ民宿?らしきものもあります。きっとここに泊まったらすばらしい一夜が過ごせるのことでしょう。
このあたりは県境の川がかなりの釣りの名所らしく、釣り人の車がかなり止っています。
県境の鷹ノ巣です。まだまだ先は長い・・・ 樹海ライン一の直線区間??
平坦区間が終わるころ。小さなトイレのある場所があります。この先は二輪車終日通行止めなのできっと場所は
分かりやすいと思います。よく見ると沢のところに「銀山坑跡」の看板があります。沢を50m程遡るとポッカリと
坑道が口を開けています。ここが奥只見の銀山跡です。どうやら15mほど中に進むと坑道が水没して終わっている
らしいです。私の先代のデジカメはこの坑道で写真を撮影して以来、調子が悪くなり現在のデジカメに代替わり
してしまった因縁の洞窟であります。史実では奥只見銀山は只見川の川底を破ってしまい廃坑になったらしいです。
平坦区間の終わりに現れる銀山跡。 銀坑入口
銀山跡を過ぎると奥只見湖(ダム湖)の岸沿いを巡る区間に入ります。このあたりは少なくなったとはいえ、未だに
川が道路上を流れる区間が何箇所かあります。そして現れるのが十二山神社です。以前はお堂のようなものが
あっただけだと思ったのですが、現在は慰霊碑と銀山坑跡への道が整備されています。ここの銀山坑へは長い
遊歩道を下っていかなくてはなりません。ここの銀坑跡も中に入れるようになっていたのですが小心者の私は
「きっと明日、がくぞうさんが中を探索してくれるだろう」と入口の写真を撮影しただけで満足していたのでした。
樹海ライン名物ジャブジャブ区間 後半のハイライト??十二山神社
本殿です。 銀山で亡くなった方の供養塔と墓石です。
十二山神社説明(クリックで拡大します)
十二山神社より奥只見湖を望む。 十二山神社から続く道です。
ここにも無数の銀坑跡があります。 ちょっと中を覗いてみました。
十二山神社を過ぎると、いよいよ樹海ラインのハイライト「大迂回区間」に入ります。ナビの画面を見ても
わかるように国道352号線は大きく切れ込んだ奥只見湖の入り江をキレイにトレースしていきます。
おそらく奥行きは3km近くあるのではないでしょうか? 対岸?!にこれから進んでいく道が見えます。
樹海ラインの名所「大迂回区間」です。 対岸にこれから通る道が見えます。
雪崩が多いのか険しい表情の山が多いです。 一応。超急斜面。
ダム沿い区間はこんな感じ。 ときおりダム湖の展望が開けます。
だんだん雲行きが怪しくなってきました。 がくぞう氏との待ち合わせ場所です。
がくぞう氏との待ち合わせ場所である。銀山平が近づくにつれ雲行きが怪しくなってきました。待ち合わせ場所に
到着するもがくぞう氏はまだ到着しておらず。近くの温泉でひとっぷろ浴びることにしました。風呂上り後しばらく
してがくぞう氏が到着。奥只見ダムに移動して大宴会が始まるのでした。
文字通り「地獄の宴会」となる宴会がはじまりました。