甲子道路資料館

国道289号線あれこれ

引用だらけのスクラップブック的なホームページです。
興味のある方はどうぞ・・・


空に向かって伸びる甲子大橋 (平成14年5月25日)

甲子道路全図  国土交通省喜多方出張所 HPより引用

甲子大橋建設


  
平成14年3月30日                            平成14年3月30日

  
平成14年4月21日                   平成14年5月19日

  
平成14年5月19日                              平成14年5月19日

  
平成14年5月25日                           平成14年5月25日

 
平成14年5月29日
                              平成14年5月29日

 
平成14年5月29日                             平成14年5月29日

 
平成14年7月6日                   平成14年7月6日

 

平成14年7月6日             平成14年7月


そしてついに・・・

 

甲子道路建設状況


平成13年1月 国土交通省喜多方出張所 広報誌 「きたかた通信」 より引用


平成13年2月 国土交通省喜多方出張所 広報誌 「きたかた通信」 より引用



平成14年9月 国土交通省喜多方出張所 広報誌 「きたかた通信」 より引用


平成14年10月 国土交通省喜多方出張所 広報誌 「きたかた通信」 より引用


平成14年11月 国土交通省喜多方出張所 広報誌 「きたかた通信」 より引用


平成15年1月 国土交通省喜多方出張所 広報誌 「きたかた通信」 より引用



平成15年3月 国土交通省喜多方出張所 広報誌 「きたかた通信」 より引用

平成18年から19年にかけて甲子道路が完成しそうな感じです。

最新情報


地下で地滑り/西郷の甲子道路20030110※福島民報HPより引用


 県南地方と会津地方を結ぶ交通の難所で、改良工事が進められている289号国道(通称・甲子道路)の西郷村内の供用区間で、地下の地層の一部が地滑りを起こしていたことが9日までに分かった。県は整備済みのトンネルと橋それぞれ2カ所を廃止、31億円を投じて新たにトンネルを建設し代替ルートを確保する方針。道路改良事業の計画路線すべてが完成する前に地滑りで路線を変更するのは極めて異例だが、県は「計画段階で必要な調査はしていたが、大雨による予想できない災害によるもの」としている。
 地中で地滑りが起きていたことが分かったのは西郷村甲子地区の石楠花トンネル付近。昨年7月に台風6号が通過した際、トンネル内のコンクリート壁に多数の亀裂やはく離が見つかった。ボーリング調査の結果、雨水の浸透で路面の地下約70メートル付近の地層がずれ、地表付近の地盤が約3ヘクタールにわたってひずんだことが分かった。
 当初はトンネルの壁を強化して再開通することも検討したが、ボーリング調査の結果からこのまま道路を使うことは危険と判断。地滑りの影響がなかった南側の山中に代替ルートを設けることにした。代替路線の大部分は全長900メートルのトンネルとし、きびたきトンネルの内部と縞石橋の東側を接続するルートを想定している。
 総事業費は約31億円で、国の災害復旧事業に採択されたことから事業費は全額国費で賄われる見通しだが、30億円近い工費を投じて整備した石楠花(349メートル)、片見(66メートル)の両トンネル、第1片見橋(63メートル)、第2片見橋(63メートル)を含む600メートル区間は廃止となる。
 県によると、道路改良事業に際しての地盤調査は法的な定めやガイドラインはなく、石楠花トンネルの計画段階の調査では「一般的な目安」(道路維持課)の路線の地下約50メートルまでの地層を調べ、道路建設に支障がないことを確認したという。今回の問題について県は地滑りが調査範囲を超えた深い場所で発生していることを挙げ、「災害が原因」(同)としている。
 甲子道路は西郷村と下郷町を結ぶ全長約23キロで、19年度の完成を目指し、1部に直轄権限代行事業を導入して昭和50年から改良工事が始まった。被災した区間は県工事部分で、甲子温泉までの通行や観光振興を目的に平成7年に供用を開始した。
 県は今年度内に工事を発注し、17年度末までに完成させる方向で準備を進めている。廃止される区間はトンネルで亀裂が見つかった段階で通行止めになっており、代替路線の工事期間中は以前使っていた旧道で甲子温泉までの通行を確保する考えだ。


20030401

 


業者の工法にミス/工期、9月まで1年遅れ/西郷の甲子大橋


20030401※福島民報HPより引用

 西郷村真船で行われている289号国道甲子道路建設事業の甲子大橋(橋長199メートル)上部工架設工事で、工事請負業者側の工法にミスがあり、発注者の国土交通省郡山国道事務所と工期延長契約を結んでいたことが、31日までに明らかになった。上部工工事は昨年10月完成予定だったが、今回のミスで約1年の遅れが見込まれ、橋工事に続く甲子トンネル工事などに影響を及ぼすことが懸念される。
 同事務所によると、甲子道路(23・2キロ)のうち、国が県の代行で担当しているのは、西郷村と下郷町を結ぶ5・9キロの通行不能となっている区間。甲子大橋のほか、全長約4キロの甲子トンネルを整備している。
 橋の上部工工事は郡山市の建設業者と約9億8600万円で契約。工期は12年6月から14年10月までだった。しかし業者が昨年5月ごろに測量した結果、橋げたが垂直でなく約11センチ傾いていることが判明した。業者側が左右の高低差がある橋げたをつなぐ「横支材」を、誤って直角に作ったのが原因。今年3月31日までの工期延長契約(有償)を結んだが、原因究明まで時間がかかったことなどから年度内の工事是正ができず、9月末まで再延長することになった。
 今回のミスで、今後の各種関連工事が遅れるのは必至とみられている。地域住民が大きな期待を寄せている道路だけに、同事務所は「できるだけ早期に直せるよう努力したい」と話している。

甲子トンネル起工/南会津、県南交流促進に期待/下郷で式典  20030724※福島民報HPより引用

 南会津地方と県南地方を結ぶ289号国道(通称・甲子道路)で、国が県に代行して整備する直轄権限代行区間の甲子トンネルの起工式は23日、下郷町南倉沢の現地で行われた。このトンネルが完成すれば通行不能区間が解消され、両地域の交流促進が図られると期待されている。
 起工式には国や県、289号国道沿線市町村の関係者ら約100人が出席した。国土交通省東北地方整備局の浜口達男局長が式辞を述べたあと、国土交通大臣政務官の岩城光英参院議員があいさつした。国道289号線建設期成同盟会長の渡部恒三衆院副議長、佐藤知事、玄葉光一郎衆院議員、佐藤雄平参院議員、国道289号(棚倉―下郷)建設促進協議会長の成井英夫白河市長が祝辞を述べた。このあとくわ入れを行い、工事の無事を祈った。
 甲子トンネルは、下郷町南倉沢と西郷村鶴生を結ぶ全長4345メートル、幅員7・5メートルの2車線で、一般国道のトンネルとしては東北2位の長さとなる。総工費は約90億円で、工期は18年3月まで。郡山国道工事事務所は「今後、4、5年で供用を開始したい」としている。
 トンネルが完成すれば、下郷―西郷間の所要時間は、現在の約95分から約45分へと大幅に短縮。両地域が直結されることで、南会津地方と県南地方の人、物の交流、広域観光ルートの形成、南会津地方の救急医療サービス向上などに効果があるとみられる。

[工法ミスで西郷側着工遅れ]
 同事務所は当初、下郷側、西郷側双方の同時着工を目指していたが、西郷側の甲子トンネルにつながる甲子大橋の工事で、工事請負業者による工法ミスが発覚したため同時着工を断念、下郷側のみの事業着手となった。西郷側は約1年後に着工する見通し。
 さらに、甲子道路をめぐっては、西郷側の県施工区間で、台風の影響で地層の一部が地滑りを起こし、整備済みのトンネルと橋それぞれ2カ所を廃止し、31億円を投じてトンネルを造り直す事態も起きている。

最近の甲子道路(2007年7月)

最近の甲子道路(2007年10月)※ページ後半部分


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