緑の魔境、広河原温泉




                                                             
飯豊山への道

 連休3日目。昨夜からの雨もあがり、道の駅しゃりんは快晴である。道の駅しゃりんを出発して国道7号を新潟方面に走りだす。

山形と福島の県境にある広河原温泉を、目指して車を走らせる。この温泉は林道の終点にあり、温泉の湯船の中に間欠泉がある

ことで有名?!な温泉である。前々から是非訪れたいと思っていたのだが、今回遂にその機会がやってきたのだ。

 

海沿いを南下                       トンネルを疾走するプレ号

 

国道7号を村上まで南下して、朝食と氷の補給を行い、国道113号を米沢方面へと向かう途中、道の駅飯豊(いいで)で

お酒の購入をする。山形県内ではメルシャンからサクランボのお酒とラ・フランスのお酒が売られている。ガラスの少しおしゃれな

ワンカップのような容器?!にサクランボやラ・フランスが入ったお酒で山形県に行ったときは欠かさず愛飲している。もちろん

今回も購入した。そしていよいよ広河原温泉を目指す。国道113号線から白川ダム方面に進み白川ダムからは広河原川沿いの

道を進む。しばらく行くとY字の分岐があり右(道なり)は福島へと抜ける林道で、すぐにダート(砂利道)になる。この分岐を

左に入るのだが看板等がないため、最初は通り過ぎてしまった。この分岐から先が林道東沢線であり広河原川沿いの最上流部の

集落(分岐から3kmくらい)を過ぎるくらいまでは1〜1.5車線の舗装道路である。この集落(といっても家は3〜4件くらいだが)

写真のような家ばかりで何とも味わい深い場所で、まるで時間が止まってしまったかのような感じを受けた。

 

 

 白川ダム                                  広河原川最上流の集落

 

緑の魔境へ

 集落を過ぎてまもなく間欠泉左折の標識を見ていよいよダート区間に突入する。フラットなダート区間をラリー気分で

快調に走る…のもつかの間のことですぐに穴ぼこ地帯に突入する。下の写真のような沢が道路上を横切っているところが

2ヶ所ほどあり、そのほかにも降雨時に備え?道に深めの溝が掘ってあり、車で走るときには注意が必要である。なおも

進むと遂に…倒木で道が閉ざされている。同行者と話合った結果、ここからは徒歩で行こうという結論となった。

ナビの画面から残りの距離は1〜1.5kmくらいだろうと考えた結果である。

 

  

あっ、目の前に滝が…                           川を渡る

  

そして遂に、道は閉ざされた                        県境の山々

  

とぼとぼと林道を歩く                        しばらく歩くと雪渓と倒木の嵐

 

倒木の向こうには信じられない光景が広がっていた。最初の倒木地点から100mも行かないうちに次の大きな崩落があり、

道路上には岩や大きな切り株、倒木がごろごろしている。そしてこのあたりから道路脇にまとまった雪が現れるように

なった。どうやら倒木と落石は雪崩の跡のようだ。やがて広河原川の流れに沿って林道は大きく東に向きをを変える。

この先にかなり大きな雪渓があった。道は完全に覆い尽くされまるで巨大な雪山のようである。滑りやすい雪の斜面を

慎重に歩いていく。そして林道は広河原川を渡る。そこからしばらく歩くと森の木々の間から小屋が見えるやっと着いた。

広河原温泉だ。

  

大雪渓(なだれの跡?!)                          凶悪な道とどこまでも青い空

  

そして遂に…                            元気のない間欠泉

 

広河原温泉 (N37°49,30 E139°54,33)

 広河原温泉は無料の混浴露天風呂である。小屋は1階がトイレで2階が休憩所になっているらしい。「らしい」というのは

まだ道路が開通していないこの時期は小屋にも鍵がかかっていたためである。そして湯船は直径2.5メートルくらいの湯船で

真ん中に鉄パイプが突き出ている。ここからお湯が出てくるのだが、間欠泉といっても断続的にゴボゴボお湯が出ていて

たまにお湯が止まるという感じである。普段は30分に一度くらいお湯が吹き上がり、日によっては小屋の2回の屋根くらいまで

お湯が噴出するというのだが…とりあえず入浴することにする。残雪や雪解け水でぬかるむ林道を1時間近く歩いてきたので

もうヘトヘトであった。持ってきたクラーボックスの中のビールを飲みながらと思ったのだが。ぬるい!!はっきり言って温泉と

いうより温水プールである。温度は35℃くらいらしく、シーズン中は湯船の奥に見える4本の柱に屋根がかかりボイラーで暖めた

温泉の水を流しこんでくれるらしいのだが・・・それともう一つ、湯船のなかの間欠泉の間隔がすごく短くて全然落ち着かない。

ビールを飲むこともなく早々に温泉を出て帰ることにする。

 

大雪渓から見た青空                  再び滝を渡って帰る
                              (結構水深があったので車の中から撮影)

 

エピローグ

 翌日、連休最終日である。道の駅「喜多の郷」で朝を迎える。相変わらずキャンピングカーが多い道の駅だ。道の駅の温泉に入っても

良かったのだが。昨日の夜も入った温泉なので猪苗代町の「はやま温泉」に入ることにする。はやま温泉はスキー場にある温泉であり

標高がかなり高く見晴らしがいい。入浴料は500円。湯船は3m×6mくらいだったろうか?あまり広くはないが時間が早かったせいか

入浴者が私一人だったのでのんびりできた。そしていよいよ磐越道の猪苗代インターから自宅へ向けて帰るのであった。(終わり)

 

  

道の駅(喜多の郷)                    はやま温泉からの眺め(猪苗代湖)         はやま温泉

 

                               知ってますか?

常磐道湯本インターそばの山の上の家

東京から常磐道を走り、湯本インターの手前、数百mのところで山側(東京から進行方向左側)の山の上に建物があるのを

知っていますか?これはなんなのでしょうか?前々から気になっていたのですが…ご存知のかたお知らせください。